« 2025年10月 | メイン | 2025年12月 »
11月10日(月)、羽島中学校において羽島中学校区小中一貫教育推進協議会を開催しました。
当日は、中学校1年生の英語の授業を小中学校の教員が参観し、小中連携の視点から研究協議を行いました。
授業参観後、図書室において2班に分かれて協議を実施。「主体的に学習活動に取り組んでいる姿」「思考力・判断力・表現力が育まれている姿」の2つの観点から、活発な意見交換が行われました。
特に英語教育においては、小学校での外国語活動・外国語科の学びを中学校でどのように発展させていくか、9年間を見通した指導の在り方について、小中学校の教員が共に考える貴重な機会となりました。協議では、デジタルツール(Figma)を活用し、授業での生徒の様子や日頃の実践について情報共有を図りました。
今回の研究授業と協議を通じて、小学校での学びを生かした中学校英語の授業づくりについて、新たな視点を得ることができました。
今後も小中学校が連携し、児童生徒の学びの連続性を大切にした教育活動を推進してまいります。保護者・地域の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
令和7年度文化祭を実施しました。テーマは
「The best way to end ~羽島中の終わりと始まりを23人で~」
このスローガンには、閉校を迎える学校への感謝と、全校生徒23人全員で最高の思い出を作りたいという強い願いが込められています。
校舎1階と2階には、各教科や生徒会専門部による力作が展示されました。
技術科の木材加工やエネルギー変換の作品、美術科の「仮面の力」「守り神」「ピクトグラム」、さらにストーンペインティングなど、生徒たちの創造性あふれる作品が並びました。社会科のオリジナルテーマ地図や理科の夏休み研究、音楽科の「推しをプレゼンしよう」など、個性豊かな展示が訪れた人々を楽しませました。
舞台発表は,生徒会によるオープニングで始まりました。
英語科の発表では、2年生による「My dream」をテーマにしたトピックトークと、英語弁論「My dream learned from past and now」が披露されました。自分たちの夢を堂々と語る姿が印象的でした。
全校合唱「カイト」では、23人の声が体育館に響き渡りました。少人数だからこそ、一人ひとりの声がしっかりと聞こえ、心が一つになった瞬間でした。
表現班による「いつか、また、ここで」、そして演劇班の「羽島に誓う筆~閉校に寄せて~」は、まさに羽島中学校への愛情が詰まった作品でした。閉校という現実を受け止めながら、前向きに未来を見つめる生徒たちの思いが、観客の心を打ちました。
特別ゲストとして羽島小学校の5・6年生も参加。合唱「いつでもあの海は」とリコーダー奏「怪獣の花唄」を披露し、中学生と一緒に「空も飛べるはず」を歌いました。地域全体で学校を盛り上げる、温かい交流の時間となりました。
「羽島中最後の文化祭を23人全員が中心となって盛り上げたい」という実行委員会の思いが、すべての発表と展示に表れていました。大規模校では味わえない、全員が主役の文化祭。一人ひとりの存在感が際立ち、それぞれの個性が輝いた特別な一日でした。
| Today |
Yesterday |
Total |
|---|