薩摩藩留学生記念館10周年記念セレモニー&フェスティバル
11月2日に薩摩藩留学生記念館10周年記念セレモニーとフェスティバルが実施されました。
午前中の薩摩藩英国留学生記念館10周年記念行事では,毎年,黎明祭で行っているように,19名の留学生たちに扮して,英語でスピーチを行いました。
来賓で来られていた塩田鹿児島県知事からは「英語の発音やスピーチの態度等,素晴らしいですね。」とお褒めの言葉をいただきました。
午後からは生徒会が企画・運営する抽選会が開催されました。抽選会の特徴は,QRコードとタブレット端末を活用したデジタル化された運営方式です。
羽島中学校の強みであるICT機器を活用した新しい試みとなりました。受付では,生徒たちがiPadを手に,来場者一人一人に丁寧な対応を行いました。特に高齢の参加者に対しては,QRコードの読み取り方やデータ入力の補助を行うなど,きめ細やかなサポートが印象的でした。
抽選システムはパソコンを使用し,公平性と効率性を両立。従来の手作業による抽選と比べ,待ち時間が大幅に短縮されただけでなく,結果も即座に表示されるため,参加者からも好評でした。大型モニターに当選番号が映し出され,抽選の度に歓声が上がりました。
今回の企画には延べ250人以上が参加しました。デジタル技術を活用しながらも,人と人との温かい交流を大切にした今回の抽選会。生徒たちの創意工夫と熱意が詰まった取り組みは,世代を超えた地域の絆を一層深めるものとなりました。